中島クラスから憧れの早稲田に合格した3人!
中島講師の講座を受講していた早稲田大学合格者の皆さまに中島講師の講座や成増塾についてお話しをしていただきました。
中島:今日は忙しい中を集まってくれてありがとうございます。
君たち3人は今年の春、見事志望大学に合格したのだけど、合格に至るまでの経験をこれから受験に臨む成増塾の後輩たちに語ってほしいと思います。
まず、最初にみんなに聞きたいのは「受験を経験していちばん良かったことは何か」ということです。田中君、いかがでしょうか。
田中:そうですね。早稲田に合格してつくづく感じるのは、本当に自分は今、最高の環境にいるんだ、ということです。受験という試練を経て早稲田に集まった仲間は本当にみんな素晴らしいし、話が合います。いい仲間ができた、と毎日感じています。早慶戦なんかを観に行くと盛り上がり方が凄くて「ああ、自分も早稲田の一員になれたんだな」と強く感じます。
中島:田中君は現役の時はGマーチを受けて全滅だったんだけど、現役でGマーチに行くのと、一浪で早稲田に行くのとどちらがいいと思った?
田中:それは絶対に浪人して早稲田に行った方がいいと思います!
中島:そうか!そう思えるだけのものが早稲田にはあるんだね!本当に良かったね!
馬場君はどうかな。
馬場:僕は、受験を経験して忍耐力が付きました。今までの自分の人生で初めて「やり切った!」と感じることができました。
中島:そう言い切れるのはすごいね!
馬場:ええ、僕は中学、高校時代はサッカーやテニスなどのスポーツに打ち込んでいたのですが、どちらも「やり切った感」がなくて不完全燃焼だったような気がしていたんです。だけど、受験勉強をやり切って、第一志望の早稲田に受かり「自分でもここまで出来るんだ!」という気持ちを持つことができたんです。
中島:うん、君の1年間の様子を見ているとホントに完全燃焼したって感じがするよ。
小林さんはどうかな。
小林:私は、受験勉強を経験して「自分で考えられるようになった」と思います。
中島:それは具体的にはどういうこと?
小林:受験というのは、結局は、自分が1年間やっていたことがすべて結果になって自分に返ってくるものだと思うんです。すべて自己責任だから後悔がないように1日1日を大切に過ごしました。
中島:確かに小林さんの勉強ぶりを見ているとそんな感じがするね。
ところで、世間では早稲田・慶応とGマーチの間には壁があるといわれているけど、みんなはそう思う?
田中:僕は過去問をやっていてそれはすごく感じました。
馬場:僕もそう思います。Gマーチは素直な問題が多いんだけど、早稲田・慶応はやはり一筋縄ではいかないというか、本当に考えさせる問題が多いような気がしました。
中島:なるほど。では次の質問に移りましょう。もし君たちが受験時代の自分にアドバイスできるとしたらどんなアドバイスをしてあげますか?
田中:僕は1か月遅れの5月に別の塾から移ってきたんですが、最初から成増塾に来ればよかった!ってことですね。
中島:あはは!田中君は僕の最初の面接を受けた時に「絶対に早稲田に受かりたいから成増塾に移ってきました」って言ってたよね。君は早稲田を本気で狙っていて、合格スレスレじゃなくて、さらに上の、上位合格を目指していたからね。
でも、そういう考え方は大事だと思う。早稲田・慶応に合格することは、ここ数年は以前よりさらに難しくなっていて、「スレスレでも合格できればいいや」って思っている人はみんな不合格になっている。「上位合格してやる!」くらいの意気込みがなければ早稲田・慶応に合格することは難しいのが現実だと思う。
馬場:僕は本当にぎりぎりのところまで努力していました。これ以上できないというところまで頑張っていました。だから、受験時代の自分にアドバイスするといっても「がんばれ!」といったことくらいでしょうか。
中島:うん、君の勉強への取り組み方を見ていたけどすごい気迫が感じられたよ。
小林:私は、受験校をどうするかですごく迷っていて二転三転していました。
中島:そうだったね。いろいろ悩んでいたよね。ところで、小林さんは慶応の経済と、早稲田の商学部と秋田の国際教養大のすべてに合格したんだけど、なんで早稲田の商学部にしたの?
小林:早稲田の校風が私に合っていたのと、留学しやすい環境が整っていると思ったからです。
中島:なるほど。小林さんは大学に入ってからのことまで考えて、自分の夢を一番実現できそうだという基準で入学する大学を決めたんだね。それにしても早稲田、慶応、国際教養大学に全部合格して、選べる状況になったなんてほんとにぜいたくな悩みだよね(笑い)。
次に、みんなが「一番つらかった時期」はいつか教えてもらえるかな。
田中:僕の場合は、成増塾に移ってくる前、別の塾で勉強していた時ですかね。宿題を指定されて淡々とこなしていくのですが、「こんなことをやってて本当に合格できるのか」という疑問を持っていました。講師の先生は「これで受かる」と言っているのですがどうも信じ切ることができませんでした。その時を振り返ると「自分で判断すること」も大事だなと思います。
中島:それは大事なことだよね。僕も、課題を出すときには本人の考えを十分尊重している。やはり、自分で納得できなければ本当にやる気にはなれないからね。
馬場:僕は4月から11月まで毎日が本当につらかったです。なかなか成績も伸びなかったし。
中島:うん、馬場君は最後になって本当に成績が伸びたけどそれまではつらかっただろうと思う。どうしてつらい勉強をやり続けることができたの?
馬場:実は兄が浪人して合格できたのが中央大学だったので、兄に負けないようにという気持ちがすごく強かったです。
中島:ある意味、お兄さんがいいライバルだったんだね。モチベーションを維持するためには、ライバルがいることは大事だよね。
小林:私は、逆に、浪人の1年間は勉強だけやればよかったので気が楽でした。現役の時は学校の勉強と両立させなければいけなかったので、そっちの方が大変でした。センターでは思ったように点数が取れなかったのですがあまり落ち込むこともありませんでした。
中島:センターで失敗したのに落ち込まなかったんだ!メンタル強いね!
小林:ええ、もう済んだことは仕方ないし、淡々と自分のやるべきことをやったって感じですかね。
中島:それは凄いね。受験ではメンタル面が凄く大事だけど、小林さんみたいにいい意味で鈍感になることも大事なんだね!
じゃあ、次に、合格した時の喜びについて語ってもらいます。受験でみんなが一番うれしかった時のことを教えてください。
田中:僕は、早稲田の社会科学部に合格した時ですね。家でボーっとしてた時だったんですが、合格を知ってほんとにうれしかったです。思わずガッツポーズをとりました!
中島:それは忘れられない思い出だね。
馬場:僕は立教に受かったときです。というのも、去年は立教も含めてすべての大学に不合格だったので立教の試験の時もすごく緊張していました。それで立教に受かったときは「もう浪人しないでいいんだ!」と思いました。それでかえってすごくリラックスして早稲田の試験に臨むことができたので良い結果が出たのだと思います。
中島:なるほど、リラックスして臨んだのがよい結果につながったんだね。
小林:私が嬉しかったのは慶応の経済に合格した時ですね。本当は秋田の国際教養が本命だったんですが、慶応の経済は自分の中では一番難しいと思っていたので。
中島:うん、慶応の経済は本当に難しいからね。
次に後輩たちへのアドバイスに移ります。お勧めの勉強法があれば教えてください。
田中:僕はやるべきことを「to do リスト」にまとめて計画的に勉強を進めていきました。過去問を軸にして自分がやるべきことをあぶりだし、足りないところを問題集で補っていきました。また、たくさんの問題を解くことで自分の知識を血肉化することができました。この点、成増塾の高卒部は自学自習の時間をとるためにあえて授業時間が少なくしてあるので助かりました。多分、他の予備校に通っている受験生の3倍以上の問題をとくことができたと思います。
馬場:やっぱり量は大切ですよね。僕もたくさん問題を解いて初めて自信を持つことができるようになりました。
中島:うん、「量は裏切らない」よね!英語は問題を解けば解いた分だけ力がつくからたくさん問題を解くことは本当に大事だよね!
馬場:それと、国語は山下先生に対抗しようと思った。僕は授業中に自分の答案を見てもらった時、山下先生に、けちょんけちょんにけなされたので。
中島:山下先生にけちょんけちょんに言われたの?山下先生はそういうキャラじゃないと思うんだけど。
馬場:もちろん、僕の答案がそれだけ、ひどかったのだと思います。だけど先生に徹底的に答案の悪いところを指摘されることでかえって「今度こそは完璧に答えてやる」という闘志がわきましたね。
中島:なるほどね。じゃあ、ある意味で国語は山下先生がライバルだったっていうことだね。
小林:私も今考えるとたくさんの量をこなしたことがすごくよかったって思います。どこを受けるにしても英語が必要なので英語には特に力を入れてたくさんの英文を読みました。量をこなすには成増塾の自習室が凄く効果的でした。成増塾の自習室は凄く集中できて完璧でした。
逆に小論文はあまり量をこなせませんでした。私は「国語」が苦手だったので何か書けば点数が取れる小論文の方が自分には向いていました。
中島:小林さんは本当に自習室を使いこなしていたよね。
じゃあ、次は、受験を振り返って「やらなくていい勉強、やってはいけない勉強」があったら話してもらえますか。
田中:そうですね、過去問は難しい問題もあるので、自分が持っている参考書や問題集で基礎を十分に身に着けてからやった方がいいと思います。
中島:過去問の研究はいつから始めたの?一般には10月くらいからやればいいといわれているけど。
田中:過去問は科目によってそれぞれ得意不得意があると思うので三科目を一斉に始めなくてもいいと思います。例えば、英語が得意で日本史ができてなかったらまず英語のみ過去問を解いてみるとか。ただ、僕自身は夏休みが終わってから全科目を解けるように、基礎固めを夏休みまでで終えた方がいいと思います。
馬場:僕は「行き当たりばったり」の勉強はしない方がいいと思います。計画も立てずに勉強すると学力にムラができるのではないでしょうか。だから僕は毎日、やるべきことを、淡々と、一年間同じペースで勉強しました。
小林:英語に関して言うと、現役の時は文法と単語がきちんとできていなかったのでそれをつめてやることが大切だと思います。あと、馬場君が今言ったように毎日の勉強を淡々と続けることは本当に大事だと思います。
中島:うん、それは大事だよね。Gマーチの英語なら単語・熟語をきちんとやっていなくても何となく読めちゃうんだけど早稲田・慶応だとそうはいかないからね。
次に、合格できた一番の要因は何か、後輩の諸君に伝えてあげてください。
田中:誘惑に負けないことですかね。僕の場合、ケータイを使う時間を減らすことを心がけました。スマホをみるのは時間を決めて1日1回にしました。
馬場:僕は基礎固めを徹底してやったことが合格できた一番の要因だと思います。例えば古典は気合い入れて復習しました。山下先生の教材が素晴らしかったので。
小林:私の場合は、自分がやると決めたことはちゃんとやったことが合格できた要因だと思います。
中島:僕の授業への印象を一言ずつ言ってもらえますか。
田中:中島先生は合格最低ラインを示してくれて、しかも、そのラインをかなり超える目標を立ててくれたのですごく安心して勉強を進めることができました。あと、授業ではすごく集中できる雰囲気があったので授業に来たときは本当に知識が身についている感じがしました。
馬場:中島先生は生徒みんなにちゃんと声をかけてくれるので僕もコミュニケーションをとることができました。
小林:中島先生は私の学力の現状を把握してくれて、その学力に応じた課題を出すなど、常に適切な指導をしてくれました。授業の雰囲気は「みんなできるなー」という感じでした。
中島:小林さんは、精読はきちんとできていたけど、読むスピードが遅かったから、とにかくたくさんの英文を読むようにアドバイスしたよね。あと、授業ではみんながリラックスして勉強できるような環境を作ることを心がけています。人間はリラックスしているときに一番集中力を発揮できるからね。僕の講座はどんな人に合うと思う?
田中:英語を本当に得意にしたい人は絶対取るべきだと思います。ただ、基礎固めができていないとついていくのはきついかもしれません。
中島:課題が多いので中島先生を信じてついていけることが大切だと思います。成績が上がらない時期もあると思うのですがそれでブレないことが大事です。僕はすべて中島先生にお任せしました。
小林:何をやったらいいかわからない人はとりあえず中島先生の講座をとるべきだと思います。
中島:では、最後に、言い残したことがあったら一言ずつ言ってください。
田中:他の予備校はパックで無駄が多かったけど成増塾は単科なのですごく助かりました。
馬場:自習室がよかったです。椅子は長時間座っていても疲れないし、冷蔵庫もあるし、教科書や参考書を置いていけるので次の日にもすぐに勉強をスタートすることができました。
小林:自習室が朝9時から夜22時まで使えたのが凄くありがたかったです。
中島:今日は本当にありがとう。これからも大学生活を大いにエンジョイしてください。